片足立ちを維持できないと脳の健康状態がヤバい
片足立ちを20秒間キープできないと脳の健康状態が良くない可能性があると言います。
もし20秒以上続けられない場合は、脳の病変や認知機能の低下があるかもしれません。
片足立ちでバランスが長くとれない人ほど気を付ける必要があるかもしれません。
- ・片足立ちで脳の健康状態がわかる
- ・片足立ちを20秒以上キープできないと脳疾患の可能性?
- ・片足立ちを20秒以上続けられないと認知症に近い症状が起きやすい
- ・バランス感覚が良いと認知症予防につながる
- ・脳の血管が衰えるのは加齢だけではない
・片足立ちで脳の健康状態がわかる
片足立ちで20秒以上バランスをとるのが難しい人は、健康な人でも脳内の血管の損傷や
認知機能の低下が起きている可能性があると言います。
片足立ちを20秒以上キープできない人は、自覚症状が全くなくても脳の深い場所にある
細い血管が詰まる「無症候性ラクナ梗塞」や、ごく小さな脳出血を発症している可能性が高いことが明らかになっています。
全体として脳血管病が見つかった方は高齢者で、血圧も高く頸動脈が狭窄している経口があるのですが、それらの因子について補正した後もラクナ梗塞や微小な出血がある人ほど片足で立っていられる時間が短かったというのです。
・片足立ちを20秒以上キープできないと脳疾患の可能性?
片足立ちを20秒以上続けられなかった人のうち、ラクナ梗塞巣が2つ以上見つかった人が34,5%、小さな脳出血2つ以上の場合は30%だったと言います。
病変が見つかった全体の傾向として高齢や高血圧、動脈硬化が進行していたという特徴がありますが、その要因を排除しても片足立ちをキープできる時間の短さは疾患と関係しているそうです。
健康そうに見える人でも姿勢の安定性は脳の早期病変や認知機能の低下を予測する因子であることが明らかになっています。
・片足立ちを20秒以上続けられないと認知症に近い症状が起きやすい
片足立ちを20秒キープするのが難しい高齢者の方でも、健康な人であっても認知機能の低下や脳内の小血管の損傷が起きている恐れがあります。
年齢を重ねていくと脳の毛細血管が少しずつふさがっていき、気づかないうちに認知症に近い症状が起きているそうです。
その結果としてバランスをとるのが難しくなり片足で立てなくなると言います。
つまり片足で長くバランスを保てない人ほど、認知症および、脳疾患発症のリスクが高まるということになります。
・バランス感覚が良いと認知症予防につながる
バランス感覚を鍛えることで認知症の予防に効果があります。
平衡感覚が悪い人のほうが認知症の進行速度が早いという結果もでています。
片足立ちの時間が短くバランス力が無くなっていた人は、記憶力調査で悪い結果が出てしまう結果になっていました。
高齢になってもバランスを長くとり続ける事が出来る人はアルツハイマー病の進行も遅いことがわかっています。
・脳の血管が衰えるのは加齢だけではない
栄養不足だと脳に栄養がいかなくなり認知症を誘発しやすくなります。
タンパク質、ビタミン、ミネラルが不足すると血管の栄養状態が悪くなるため、血管が破れやすくなり出血もしやすくなります。
肥満気味の人はコレステロール値が高く動脈硬化になり、血管が詰まり脳血管症の認知症になることがあります。
また血液中に余分なブドウ糖や脂肪が増えてしまうと、動脈硬化が進行し血管の老化が早くなります。
また脳梗塞や脳出血のリスクも高まることがわかっています。
気になった方は片足立ちをやってみてはいかがですか?