若い女性に急増中のロコモ症候群!あなたは大丈夫?
ロコモ症候群とは歩くとすぐに疲れてしまったり、階段が登りにくい、物につまずきやすくなる等の症状のことをいいます。
このロコモ症候群が20~30代の若い女性に増えてきているというのです。
- 街によるチェックで片足立ちで靴下を履くことができない人もいる!
- ロコモ症候群の主な症状
- 考えられる主な事例
- 若年層にロコモが増えた背景とは
- 偏った食生活も
- ロコモ症候群チェック
- ロコモ症候群の予防と対策
街によるチェックで片足立ちで靴下を履くことができない人もいる!
実際に街の女性にチェックしてみると驚きの結果が出たようです。ほとんどの女性が片足立ちで靴下を履くことができなく、「全く運動をしていない」という女性もいるそうです。
ロコモ症候群の主な症状
ロコモティブシンドロームといい略称としてロコモ、和名は運動器症候群。
ロコモティブシンドロームにより将来要介護が必要になるリスクが高まる状態をいいます。2007年に日本整形外科学会が新たに提唱したとの事です。
ロコモは骨・間接と椎間板・筋肉と神経活動の3つそれぞれの働きの低下から始まります。症状としては「痛み」「変形」「関節の動きの制限」「筋力低下」「バランス能力低下」などがあります。
考えられる主な事例
人間の基本動作の「立つ」「歩く」「椅子から立ち上がる」「重いものを持つとすぐ疲れる」といったものがあげられます。これは骨や筋肉、関節の機能が低下し立ったり座ったりといった日常的な動作に障害が出てきてしまうものです。
こうして見ると高齢者が特有のものだと思われがちですが、最近は若年層に増えてきているというのですから驚きです。
若年層にロコモが増えた背景とは
・運動不足や筋肉量の少なさが考えられる
女性は男性と比べて筋肉の量が少なく、ロコモになりやすい傾向にあります。
現在ではエスカレーターやエレベーター、車での移動、掃除機や洗濯機の使用、事務作業の増加など日常生活の中で体を動かす機会が減ってきています。
さらに社会人になると運動する機会というのは減り、なおさらロコモ症候群になりやすいということです。
偏った食生活も
また偏った食生活により筋肉や骨、軟骨が適正に作られないことや、神経細胞の機能が大幅に低下することも大きな要因となっています。
例としてコンビニ弁当やサンドイッチなどの偏った食事が筋肉や骨の生成、神経細胞の機能が落ちるといったことも大きな原因になっています。
ロコモ症候群チェック
これから下記に記す7つの項目に1つでも当てはまる項目があればロコモの疑いがあります。
1:片足立ちで靴下が履けない
2:家の中でつまずいたり滑ったりする
3:階段を上るのに手すりが必要である
4:横断歩道を青信号で渡り切れない
5:15分くらい続けて歩く事ができない
6:2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
7:家の中でのやや重い仕事(掃除機の使用や布団の上げ下ろし)が困難である
ロコモ症候群の予防と対策
・適度な運動をすることで変わってくる
筋肉や骨は動かすことによって脳に指令が伝わるといくつになっても体が強くなろうとし老化の予防につながります。普段から意識して歩く時間を増やしたり、ストレッチなどの軽い運動を取り入れるだけでロコモ症候群の予防につながっていきます。
普段から簡単な意識で予防につながってくるので適度な運動をおすすめします。