Ryuの健康ブログ

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熱中症は外だけではない!夜間熱中症の対策法

熱中症といえば真夏の時期に高温多湿な場所で起こるというイメージがあると思います。しかし日差しに関係なく室内にいても熱中症になることをご存知でしょうか?

 

夜間でも熱中症になる!

熱中症の原因は高温の場所に長時間いることによる脱水症状が大きな原因です。

睡眠中というのは水分を摂取することが出来ませんし、熱帯夜の場合は睡眠中に失われる水分は500mlにもなるとされ、水分不足となり脱水症状になってしまいます。

 

最近の住宅は気密性が高く夜になっても室温が下がりにくく、睡眠中に汗をかなり消費してしまうのが夜間熱中症の原因です。

 

夜間熱中症で亡くなる場合も

人間は通常寝ている最中に300mlの汗をかいています。暑い時はペットボトル1本程の汗もかくことがあります。そして寝ている間というのは水分補給ができず、体から水分が出ていく一方の状態になるわけです。

 

体は水分不足になると血液濃度が高くなり、血流がスムーズに全身にいきわたらなくなります。するとめまいや吐き気、頭痛などの症状がおきどんどん熱中症の症状が進んでしまいます。

 

寝ている間に亡くなるケースは30%にもなるとされています。特に体力の低い高齢者は要注意です。

 

夜間熱中症の対策

①水分とミネラルの重要性

水分とミネラル補給が大切になってきます。寝る前にコップ一杯の水を飲むように習慣をつけると良いです。ミネラルと水分の補給が大事ですが、体内で作ることができないので食事や飲み物からとる必要があります。

 

熱中症は当日の発症した水分不足とミネラル不足でなるわけではなく、数日前からの不足が原因でなります。そうならないためにも日頃から十分な水分とミネラルの補給を心がけるようにしたいですね。

 

②室温の調整

室温は一般的に28℃以下に保ち湿度は50~60%にすると良いです。扇風機や窓を開けたり、エアコンを使用するなどして快適な室温に保つようにしましょう。

 

注意点は室温が24℃以下だと皮膚表面の血管が収縮して、体内の熱を発散させにくくなりますので、24℃を下回らないようにしましょう。

 

③体温調整

寝る前にしっかりと体温を下げて睡眠中に体温が上昇しないようにすること。最も効果的な方法として、保冷剤を太い血管が通っている場所、首筋、脇下、足の付け根の3か所を4~5回重点的に冷やすと良いでしょう。

 

またはぬらしたハンカチやタオルなどを冷蔵庫に入れておき、首にまいたり市販のネッククーラーや冷却材を使用すると便利ですよ。

 

熱中症になってからでは遅いので予防をしっかりと行っていきましょう。