ヨガ呼吸法!片鼻呼吸でストレスを一気に解消!
片鼻呼吸とはその名の通り片方の鼻だけでだけで呼吸する方法です。
もともとはヨガの呼吸法として知られていました。
右の鼻で多く呼吸をしている時は興奮状態にあり、左鼻で多く呼吸している時はリラックスしている状態にあると言われています。
左右の鼻で交互に吸ったり、吐いたりというのを繰り返すだけで自律神経が整い、血流も良くなります。
またストレスの軽減や心の病気のうつ病などの予防につながるとも考えられています。
良質な睡眠には交感神経と副交感神経のバランスが大切になってきます。
このヨガ呼吸法にはリラックスやストレスを緩和する効果があります。これをうまく取り入れることで自律神経が整い睡眠の質もグッと高めることが出来ます。
右と左の鼻の呼吸ではそれぞれ効果が違います。
右の鼻で呼吸した場合は交感神経を刺激し左脳を刺激します。血糖値を上げて心拍数も上がります。
左の鼻は副交感神経を刺激し右脳を刺激します。血糖値を下げて心拍数を下げます。
それではやり方について説明していきます。
1 楽な姿勢で座り左右のバランスよく座るようにします。背筋は伸ばして軽くアゴを引きます。
2 右手の親指で右の鼻に添えて、薬指と小指を左の鼻に添えます。
3 左手は親指と人差し指で輪っかを作り残りの指は伸ばします。
4 そして右の親指で右鼻を塞いで、左の鼻で息を吐ききります。
5 そのまま左の鼻で息を吸います。薬指と小指で左の鼻を塞ぎ右の鼻で息を吐きます。
6 次は左の鼻と同様に右の鼻で息を吸います。右手の親指で鼻を塞ぎ、左の鼻で息吐きます。
5と6を繰り返します。
・ポイント
息は必ず鼻から吸うようにします。方鼻呼吸法の場合でも吐く息は鼻からになります。
できる範囲でなるべく長くゆっくりとした呼吸を心がけるようにしましょう。
呼吸はなるべく深く、吐く時は吐ききり、吸うときは吸いきりましょう。
5分位行うと更に効果的です。
この呼吸法を行うことによって心身の緊張緩和やストレス解消効果で疲れが癒されます。より集中して行うことで高いリラックス効果、ストレス解消効果が期待できます。
また脳の血流も良くなるので非常に優れた呼吸法と言えます。首から上の血流を良くすことによって頭がとてもスッキリとします。
この呼吸法は脳に十分な酸素を送りこみその結果として脳の働きもよくなります。
さらにこの呼吸法は鼻の機能を高めるという効果もあります。鼻づまりを解消したり、花粉症、鼻炎、くしゃみ等に効果があります。
最後にこの呼吸法を行った後は頭がスッキリしたり体が元気になり、心と身体が一体となるような感覚になるように感じます。
このヨガ呼吸法はいつでもどこでも気軽にできるものなので気が向いた時にでも行うと、気分がスッキリしますよ。
覚えておいて損はないので是非やってみましょう。