とても簡単なタッピングタッチで心身ともに元気に!
あなたは最近スキンシップをされていますか?スキンシップには不安や緊張などを軽減し信頼も深めてくれる効果があります。
タッピングタッチは指の腹を使うだけで元気と自己治癒力などを高めてくれます。
タッピングタッチとは
指先の腹の部分を使って軽く弾ませるような感じで左右交互に優しくタッチするだけの簡単な方法です。筋肉を押すという外側からの力ではなく、自己治癒力を高め元気になる事が目的です。
とても簡単なやり方なので3歳くらいの子供からでもすぐに真似出来ます。視覚、身体、障害などを患っていても関係なく行うことができます。
また専門的な利用可能なため心理、教育、看護、介護、医療など様々な分野でも利用が広がっています。
高齢化社会が進んでいる日本ですが、タッピングタッチは力が不要なのでお世話になりがちな高齢の方もタッピングタッチで周囲の人たちを元気にしてあげる事もできます。
良い運動になり人間関係も作れ高齢の方には特に最適と言えます。
タッピングタッチの効果・効用
【心理的効果】
・不安や緊張感が減りリラックスする
・肯定的感情が増える
・否定的な感情が減る
・積極的になりプラス思考になる
・心身の癒し
・穏やかな気分になれる
【身体的効果】
・体の疲れや痛みが軽減する
・肩や首のこり、ストレスなどが減る
・体が温まり鈍っていた体が活動しはじめる
・副交感神経が優位になる
タッピングタッチのやり方
マッサージや肩たたきなどと違い力を入れず軽くタッチするだけです。
①腕をブラブラとさせ体をリラックスさせます。それから左右交互にあごを軽くタッピングします。次は頬→こめかみの順番でタッピングします。
②次は額です。眉毛の中央から少し上の部分を左右にタッピングします。しばらくしたら頭全体をタッピングして下さい。
③次は頭の後ろの下方向へタッピングしていきます。後頭部までやりおわったら、髪の生え際にそってタッピングします。少しずつ下がっていき首と肩をタッピングします。
④今度は胸ですが、鎖骨の下のくぼみの辺りを左右にタッピングします。そのまま胸からお腹まで下げながらタッピングしていきます。内臓に負担をかけないよう強くしないように気を付けて行ってください。
⑤最後は腰のタッピングです。手を後ろに回して腰をタッピングしましょう。全てやり終わったら両手を重ねお腹に置き静かに呼吸を整えます。最後にお腹をさすりリフレッシュして終了です。
2人で行う場合
①まず相手の後ろに座り肩甲骨の内側に手をそえます。それからタッピングを始めます。手と手の間に握りこぶしが1つ入るくらいの間をあけて、左右交互に軽くタッチします。
②そのまま腰のほうへ下がっていき、腰のあたりまできたら腕をブラブラと振って手の甲を相手の腰の辺りにポンポンとあてます。
③次は肩と腕を行います。肩は肩たたきの要領で行います。腕は軽く左右交互に軽く握る感じで行ってください。
④次に首や頭の部分ですが、相手に了解を得てから行ってください。一通り終わったら相手にもう一度してほしい所を聞いて、気持ち良いと感じる部分を行ってもらうことで効果が高まります。
以上が2人で行う方法です。全体的に15分程度かけて行うのが理想的です。タッピングタッチは1人でも行えばますが、お互いをケアする手法ですので交代して行いお互い元気になりましょう。
道具もお金もかからず誰でもできるという点から支援のひとつとして注目を集めています。すでに自然災害での被災者支援で利用されています。
お互いにすることでしてもらった側がお返しにしてあげる、受ける側からあげる側になり、お互いに素敵な人間関係になれます。