丸まって寝ると隠れた体調不良がわかる!?寝相と健康の関係
あなたは毎日どんな寝相で寝ていますか?朝起きると背骨が痛いとか寝違えたなんてことありませんか?それはもしかすると寝方に問題があるかもしれません。
本日はどんな寝相が良いか、健康にどのような関係があるのかを紹介します。
寝相と健康の関係とは
就寝中の寝相というのは人それぞれですよね。バンザイして寝ていたりうつ伏せ、丸まって寝ている等様々です。
就寝中というのは無意識で自分の楽な姿勢を取ろうとしているため、体のどこかに不調がある場合そこをかばうような寝相になっていることが多いです。
理想的な寝相
人は眠っている間に体の緊張をゆるめ、骨盤などバランス整えます。
良い寝相とは、自然な形でまっすぐ立っているような寝相です。仰向けで手足が少し離れて体重が分散されています。仰向けで眠った時背中はわずかにS字を描きます。
寝相のパターンの色々
① 仰向け
仰向けは就寝時のベストな寝相とされています。仰向けで寝ることで不自然な体勢になることがなく、首や背骨への負担が減ります。
また仰向けの状態では顔に余計な圧力がかからないので、シワの防止にもなります。
しかし仰向けで寝る人はいびきをかく人が多く、睡眠時無呼吸症候群と深い関わりがあるとされています。
② うつ伏せ
就寝時のうつ伏せ体勢は消化を促進する効果があります。しかしうつ伏せは関節や筋肉に負担がかかり、痛みやしびれ、不快感など引き起こしてしまいます。
うつ伏せで本やスマホをいじったままそのまま寝てしまわないよう気を付けたほうがいいでしょう。
③ 横向き
横向きで眠る体勢は背骨が自然な曲線になるため、背中や首の痛みの軽減につながります。しかし顔の片方が枕に押し付けられた状態になるので、長時間同じ姿勢で寝ているとシワができやすくなってしまいます。
また重力の関係もあり肌の老化現象やシワや胸のたるみなどの原因にもなります。
④ バンザイ寝
バンザイ寝をしている人は注意が必要です。両手を上に上げて寝ている状態は睡眠の質を下げ体調を悪くする可能性があります。
手を上げている状態では深い呼吸ができないので自律神経に影響を与え、熟睡できなくなってしまいます。
また気道が狭くなりいびきをかきやすくなります。さらに布団から腕や肩を出して寝ることになるので、腕や肩の冷えにもつながってきてしまいます。
⑤ 丸まった姿勢
身体を丸めて寝るのは心地良いかもしれませんが、腰と首の負担を考えると一番良くない寝相です。
起床時の関節痛や背骨の痛みの原因にもなります。また胸が圧迫され就寝中の腹式呼吸が妨げられてしまいます。
腹式呼吸は精神安定や血圧上昇抑制など自律神経のバランスを整える働きがありますが、寝相でそれが妨げられてしまいます。
寝相を良くする方法
寝相を良くするポイントは以下です。
・自分に合った寝具を選ぶと体の負担が軽くなります。
・部屋の明るさや温度、湿度の調整をし眠りやすい環境を整える。
仰向けで寝るのが一番ベストな寝相ですが、急に仰向けで寝ようと思っても癖というのはなかなか治りません。少しずつ仰向けで寝るように癖をつけていく必要があります。
普段から体がゆがんでいると、寝相もうつ伏せや横向きになりがちです。同じ肩にカバンをいつもかけたり、足を組む癖をやめることも大切になってきます。