電子タバコによる健康被害への驚くべき真実
近年電子タバコが流行しているのはあなたもご存知だと思います。話題をよんでいるIQOSやその競合品のPloom TECHなどがあります。
これらが爆発的に売れ品薄状態が続いていると言います。果たしてこの電子タバコは健康や安全性はどうなんでしょうか。
日本での電子タバコの規制
日本ではニコチン入りの電子タバコの販売は禁止されています。厚生労働省は平成22年にニコチンは含有する電子タバコに関する薬事監視の徹底の依頼通知を発しています。
その電子タバコによる健康被害が急増中
ここ1年間のうちに電子タバコによる健康被害が急増している。米国では過去1年、やけどや呼吸器疾患、心血管障害など、電子タバコによる健康被害が急増している。
過去1年分の電子たばこによるクレームが50件以上あり、この数字はそれ以前の5年分の合計に匹敵するという。
FDAには頭痛、咳、めまい、喉の痛み、鼻血、胸痛、アレルギー反応など症状が報告されています。
男性は電子タバコの使用過多に起因する外因性のリポイド肺炎と診断されたと言っており、病気の原因については蒸気を発生させる交換式カートリッジ内の植物由来の含有物だと付け加えている。
以前から問題視されていた?
ドイツの健康教育センターによると、電子タバコも実際のタバコと同じほど人間に有害であると指摘した。ニコチン溶液を蒸発させるためにカートリッジに入れる、プロピレングリコールという科学物質が、呼吸器系に激しい炎症を起こさせる可能性が以前からわかっていたという。
人体に極めて有害なジエチレングリコールという成分が含まれた商品があった他、発がん性物質が検出された商品は、今回の調査対象品の過半数にも上った。
WHOは科学的に安全性が証明されていない上に、試験ではニコチン以外の有毒な化学物質があると示していて、使用しないように強く勧告している。
電子タバコから検出されている危険な成分
カートリッジの液体を調べた結果、全ての銘柄でジエチレングリコールはなかったが、日本国内で販売されている一部の銘柄には、ニコチンが検出されている。
またグアヤコールという物質が含有されているものもあり、虫歯の治療時に使用されたり正露丸に使われたりしていますが、口内粘膜に触れた場合は即時洗浄が必要で、刺激性や毒性があります。
成人の致死量は3~10グラムとされています。
以上により相次いで規制が始まっている
国民の健康被害に影響を及ぼすものは国が規制を出します。従来のタバコに比べ微量のニコチンしか含まれていない電子タバコですが、今後は禁止されます。
※ニューヨークでの規制です。
これを皮切りにシカゴやボストン、シアトルなどおよそ100都市が追随。ニュージャージー、ユタ、ノースタゴタなど5州で規制が導入されました。
スペインでも病院や学校など公共の場で電子たばこの使用が健康リスクの懸念を理由に規制されています。
フランスでは電子たばこの愛用者は100万人を超えます。専門店は170店舗、市場規模は1億ユーロに達します。トゥレーヌ保健所は未成年への販売禁止の他、公共の場での吸引禁止を検討しているという。
EUは2016年から電子たばこの製造販売を規制することを検討しており英国もこれを支持し、同年より医薬品と同等の認可制導入の開始を目指すことが開始になった。
ニュージーランドでは医薬品と同様に医師の処方箋が必要であり、ブラジルやノルウェー、シンガポールでは製造販売が完全禁止になっている。
結論
私の結論では電子タバコも通常の紙タバコもどちらも同等の有害であると結論します。
ではなぜ電子たばこの健康被害が急増しているの?という疑問が浮かびますが、近年になってから電子たばこが登場し紙タバコから電子タバコを吸うほうに移行していったからです。
自分の健康は自分で管理するしかありませんので、そこを上手く考え管理して下さい。