Ryuの健康ブログ

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食中毒を予防する大原則!個人でもできる予防法

これからの6~8月の季節は最も食中毒が多くなる時期で気を付けたいです。

全国各地でも食中毒が毎年のように発生しています。

 

全国各地で食中毒による被害が報告されています

ホテルで食事をした34人が下痢や嘔吐などの症状を訴えました。保健所は集団食中毒として、3日間の営業停止処分を行いました。入院した患者はおらず全員が快方に向っている。

 

横浜中華街でも集団食中毒が発生

修学旅行で横浜繁華街を訪れた中学校の生徒62人が集団食中毒を起こしている。

そのうち24人からは腸管病原性大腸菌が検出されたという。症状は軽度で全員が回復している。

 

さらにはニラとスイセンに関する食中毒が発生

長野市でおきた採取したスイセンをニラと間違えて調理しニラせんべいにして食べたという。食後に吐き気などの症状が出て救急車で病院に運ばれた。こちらも症状は快方に向った。

 

食中毒に関連して話題になるノロウイルス

急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種であり、感染者の糞便や吐瀉物、あるいはそれらが乾燥したものからでる塵埃を介入して経口感染してしまう。

これらの潜伏期は1~3日で症状は吐き気、嘔吐や下痢、腹痛などで発熱は軽度です。多くの場合1~2日程度で快方に向います。

 

腸管病原性大腸菌

胃腸炎を起こす原因の大腸菌を病原大腸菌、または下痢原性大腸菌と呼ばれています。

0111や0157は100人を超える規模の食中毒をたびたび発生させるため、先進国では問題となっている。

 

個人でできる自衛策

保健所によるとニラと有毒成分のあるスイセンを同じ場所で栽培しないように呼び掛けています。誤ってスイセンを食べてしまうと大変なことになりますからね。

 

カンピロバクター系の食中毒も要注意

カンピロバクターという最近を原因とする食中毒も増加している。

※カンピロバクター食中毒とは主な食品として、生あるいは加熱があまりされていない鶏肉、あるいは鶏肉から調理過程の不備で二次汚染された食品ことです。

 

厚生労働省のHPでは年間200~500件の事件、約1500~3000名の患者が報告されています。予防として加熱不十分の肉類は食べるのを控えることです。調理器具は使用後によく洗浄し、熱湯消毒して乾燥させることが重要です。

 

食肉を食べる場合は十分な加熱(中心部を75℃以上で1分間以上)することが重要になってきます。

 

一般的に言われる冷蔵庫やお弁当はどうなの?

冷蔵庫内に関する食中毒で気を付けたい点は、ギチギチまで食品を収納しないことです。冷気がいきわたらなくなり、冷蔵庫の開け閉めに伴う温度上昇で細菌が増殖してしまいます。

 

また野菜や果物を段ボールごと冷蔵庫に入れるのもやめておきましょう。カビや異物混入の原因になります。

 

お弁当作りの食中毒の注意点は、まず手洗いをしっかりと行いましょう。人間の手にはブドウ球菌が存在しています。

 

食品の温度を10℃以下に維持することで増殖を防ぐことができます。そこで保冷剤を入れるのがおすすめです。

 

時間がない場合もありますので、電子レンジ調理や冷凍野菜などを活用しできるだけ加熱するようにしましょう。

 

食中毒の細菌やウイルスは目に見えないため、どこに潜んでいるかも分かりません。そのためにも調理する時などには特に気を付けるようにしたいですね。