マインド食でボケ予防!将来のアルツハイマー予防にも
あなたはマインド食って聞いたことありますか?MIND食(マインド食)とは地中海ダイエットと「DASH」という高血圧症を防ぐための食事法を組み合わせた食事療法です。
マインド食でボケ防止!
方法は10種類の食品については毎日摂取し、5種類の食品は必ず避けるというものです。その結果アルツハイマーの原因となる肥満や高血圧、高ステロール、循環器病、糖尿病を予防できるというものです。
約1000人を対象としマインド食を取り入れるグループとそうでないグループに分けて10年間に渡って調査を行った結果、マインド食を取り入れたグループはなんと53%もアルツハイマー病の発症が低いという結果が出ました。
マインド食の食事内容
10種類の食品については毎日取り入れ、5種類の食品は必ず避けるようにします。
取り入れるべき10食品
・緑黄色野菜やその他の野菜
特に緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロチンや、抗酸化ビタミン(ビタミンCやビタミンE)などは認知症の予防に効果的と言われています。
・ナッツ類
硬いナッツをそのまま食べるのは無理でも、すりつぶしたりペースト状にしたものやココナッツオイルなどをうまく取り入れるといいでしょう。
・ベリー類
ブルーベリーやクランベリーなどにはポリフェノールやアントシアニンなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。
・豆
日本人がよく食べる大豆の他、地中海でよく食べられているひよこ豆を取り入れてみましょう。ひよこ豆はタンパク質やミネラル、ビタミンBやビタミンEが豊富に含まれています。また大豆よりカロリーが低いのも魅力です。
・玄米や全粒粉の小麦などの全粒穀物
精製されていない穀物のことを言います。ホールグレンとも呼ばれています。精製されたものと比べてビタミン、ミネラル、食物繊維など不足しがちな栄養素が豊富に含まれていて、食後の血糖値の上昇が緩やかなのが特徴です。
・魚
特にサバやサンマ、イワシなどの青魚にはDHAやEPAが豊富でありコレステロール値を下げ、血液をサラサラにする効果があります。認知症のリスク高める生活習慣病の予防や改善が期待できます。
・鶏肉
赤身の肉は避けたほうがいいと言われますが、複数の研究により鶏肉に含まれるビタミンB群が認知症予防に効果的であることがわかっています。またビタミンB群には赤身の魚にも多く含まれている成分です。
・オリーブオイル
オリーブオイルに含まれているオレイン酸にも血液をサラサラにしてくれる成分が含まれています。特にエクストラバージンオイルにオレイン酸が豊富だと言われています。
またエクストラバージンオイルに含まれている抗酸化物質オレオカンタールが、脳内に蓄積してアルツハイマー型認知症を引き起こすとされる、βアミロイドを減らす効果があるという報告がされています。
・ワイン
ポリフェノールのためでありホップのサプリメントやコーヒー、緑茶などで代用が可能です。
避けるべき食品
赤身の肉やマーガリン、バター、チーズ、菓子パンやスイーツ、揚げ物やファストフードは避けるべき食品です。
マインド食は一定期間だけ取り入れるのではなく、継続して取り入れるのが良いです。
アルツハイマー病だけではなく生活習慣病の予防にも期待ができます。